ブラックジャックのベーシックストラテジー
ベーシックストラテジーは、プレイヤー側の持ち札の数字の合計が特定の行を指している下記の表を用いて記載されます。ディーラー側のオープンカードの数字が列を指します。表中で交わった部分が、ベーシックストラテジーが推奨する最適のプレイ方法となります。表は、ハードトータル、ソフトトータル、ペアの三つに分かれます。考えられるプレイヤーのプレイ方法は下記の通りです。
- はヒットを指します
- は スタンドを指します
- は スプリットを指します
- は ダブルダウン を指します(ダブルダウンが可能でなければ、ヒットを指します)
- はダブルダウン (ダブルダウンが可能でなければ、スタンドを指します)
- はサレンダーを指します(サレンダーが可能でなければ、ヒットを指します)
表におけるベーシックストラテジーは、4つ以上のデッキでプレイされるアメリカで一般的なブラックジャックの種類です。ディーラー側は「17」で必ずスタンドし、スプリット後のダブルダウンが可能であり、どのカードに対してもサレンダーできます。
最適なプレイ方法の決定
こちらの合計が12から16であれば、ディーラー側のオープンカードが7以上の場合にのみカードを引きます。合計が12の時は例外であり、ディーラー側のオープンカードが2か3である場合にもカードを引きます。
ディーラー側にとって最悪なオープンカードは5か6です。この場合、ディーラー側が21を超過する可能性が一番高いのです。ソフトトータル18までであれば、どのソフトトータルの組み合わせでもダブルダウンをすることで優位に立てます。合計値18となると比較的高い値であり、もう一枚引くのはリスキーに思えますが、これこそが最善なプレイ方法なのです。
ペアカードの場合には、決して10のペアをスプリットしないでおきましょう。また、9のペアに関してもディーラー側のカードが7、10、Aの場合にのみスプリットする様にしてください。8のペアは基本的にスプリットします。しかし、ヨーロッパスタイルのゲームにおいては例外で、ディーラー側のオープンカードが10かAの場合にのみスプリットします。スプリットする最小値のペアは4です。この場合、ディーラー側のオープンカードが5か6であればスプリットします。
サレンダーは、こちら側の合計値が16で、ディーラー側のオープンカードが9、10、Aの場合に行うべきです。プレイヤー側の合計値が15であれば、ディーラー側のオープンカードが10の場合にサレンダーするべきです。
プレイヤー側の持ち札の合計値が10か11である場合は通常ダブルダウンが推奨されます。この場合、ディーラー側のオープンカードが10かAの場合を除いて、ダブルダウンするべきです。10かAであれば、ヒットするべきです。プレイヤー側の合計値が9で、ディーラー側のオープンカードが3、4、5、6の場合にのみダブルダウンすべきです。
ベーシックストラテジーの使い方
ベーシックストラテジーには一定の簡単なルールが存在します。プレイするのであれば、このルールを控えておきましょう。携帯でこの表を開いたり、プリントアウトしたり、そこまで難しくはないでしょうから暗記するのも良いかもしれません。
最適にゲームをしたいのであれば、お客様がプレイされているブラックジャック特有のルールを確認することが必要不可欠です。しかし、ルールが違うからといって、ベーシックストラテジーにも大きな違いがでるかというと、そうでもありません。この攻略法を覚える一番簡単な方法は、何度もプレイし、ルーティンとなるまで最適なプレイ方法を繰り返すことです。初心者の方には、Casino Guruウェブサイト上の無料ゲームページで、まずは実際にお金を賭けずにブラックジャックをプレイすることをおすすめいたします。