『Super Jackpot Party』スロットレビュー

テーマとストーリー

WMS Gaming社の『Super Jackpot Party』は、楽しくプレイできるでしょう。特に、ディスコ時代のシックな雰囲気や、鍵盤を取り出していかにもパーティーを盛り上げてくれそうな感じがにじみ出ており、ついついおいしいお酒を飲みたくなっちゃいます。

『Super Jackpot Party』では、プラスチック製のパーティーカップ、パンチボウル、誕生日プレゼントがシンボルのリールを構成しています。これらのシンボルによって、グルーヴ感のあるパープルを基調とした水玉模様の背景で、その雰囲気を演出しています。

楽しいテーマではあるのですが、残念ながら全体のビジュアルの低さがかなりマイナスポイントになっています。

グラフィック、サウンド、アニメーション

このパーティーを描写しているグラフィックは、小さな画面でもピクセルのように見えます。アニメーションはまあまあですが、サウンドはひどいですね。

このスロット会社は、ポップソングの公式使用権をいくつか所有しています。しかし、メインの音楽はひたすらループしまくり、若干いらっとしてくるベースのリフが流れ続けます。また、ボーナスシンボルが出現すると鳴るトランペットの音も、音程がズレているものが多く、サウンドも魅力的とはほど遠いように感じます。

全体的に見ても、スロットの外観もひどく、プレイしても残念な印象がうかがえます。残念な点は、見た目やサウンドのクオリティーは低いのに、楽しめるゲームプレイがかなり用意されていることです。

ゲームプレイ

『Super Jackpot Party』は、ごくごく定番の5リールスロットと似ています。20本のペイラインがあり、メインゲームのメカニズムの1つである豊富なボーナスが楽しめます。(以下の詳細を参照)

昔のスロットを思わせる7の機能以外の その他のゲームプレイは、ほぼ標準的な作りとなっています。

ワイルド、ボーナス、フリースピン

ボーナス機能は、なんといってもパーティー感満載です。ボーナスをトリガーするのは2種類の方法があります。

ボーナスシンボルを3つ以上揃えるか、運良く「Surprise Party」と呼ばれる機能が発動すると、ボーナスが発動します。完全にランダムな機能なので、たまにプレイヤーにうれしい賞金チャンスを与えます。

ボーナスシンボルは1番目、3番目、5番目のリールのみに出現します。

このゲームが始まると、プレイヤーは画面いっぱいに包装されたプレゼントを目にすることになります。プレゼントをクリックすると、マルチプライヤー機能、ダンス機能、「Whack-a-Pooper」機能のボーナスが当たります。マルチプライヤーはご想像通りの機能ですね。ダンス機能では、ダンサーが踊り続けている時間に応じて、ランダムな賞金が支払われます。「Whack-a-Popper」機能は、パーティーでノリが悪い「Party Pooper」をクリックして、さらに賞金をゲットできるアーケードゲームです。もぐら叩きのようなイメージですね。

「Party Pooper」が当たった場合、「Party Saver」が出るとボーナスゲームの連続チャンスがあります。そうでない場合は、ゲームが停止し、ボーナスで獲得した合計金額が集計されます。

結局のところ、このいったボーナスはバラエティに富んでいますが、最初に出現させる必要があり、言うほど簡単ではありません。

ベットサイズ、RTP、変動率

ベットサイズとペイライン数が細かく設定されているため、このゲームでは、1スピンあたり$/£/€0.01から$/£/€100.00まで、ほぼ1セント単位でベットすることができます。(検証したサイトでは、ベットサイズが $/£/€0.01から$/£/€5.00でした。）

96.01%という還元率は、この種のスロットとしてはかなり標準的な数値ですが、数あるデメリットをカバーするほどの効果はありません。

『Super Jackpot Party』はボラティリティがかなり低いので、当サイトでおすすめするスロット攻略法には不向きです。

まとめ

ゲームプレイやRTPも安定しており、ボーナスゲームもかなり楽しく作り込まれています。ただ、このスロットの見た目のクオリティーの低さはどうしようもありません。

ボラティリティの低さも魅力的ではありませんね。

全体的には、スロットの外観を気にしないプレイヤー以外には勧めにくいゲームです。