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『Ashoka』のレビュー

テーマとストーリー

『Ashoka』は、ユニークなテーマのELK Studios社製スロットです。ブッダの教えをアジア各地に広めた統治者、アショーカ王をテーマにしています。

一見すると、ELK Studios社製の冒険家ケインが登場するスロットシリーズによく似た作風とデザインです。ゲームの舞台設定としては、『Zulu Gold』や『Pacific Gold』のようなスロットと似ています。しかし、本作にイケている冒険家は登場せず、古代の宝や千手観音が登場します。

グラフィック、サウンド、アニメーション

『Ashoka』は、ELK Studios社がデザインとテーマ力を発揮した素晴らしいタイトルです。インド亜大陸に仏教を広めた帝国を統治した王、アショーカ王をテーマにしています。

スロットとしてはユニークなテーマで、デザインともマッチしています。髑髏と十字架が装飾された車輪は、マヤ文明を思わせるような古代の雰囲気を醸し出しており、木の枝が垂れ下がっているので、ジャングルが舞台なのでしょう。

デザインの随所から本作の謎めいた雰囲気を味わうことができ、テーマとデザインが非常にユニークなタイトルであることは間違いなしです。

ゲームプレイ

標準的なゲームグリッドよりも大きなゲームグリッドが使用されているとすぐにお気づきになることでしょう。本作は6x8リールスロットです。しかし、ゲーム開始後に全てのリールが解放されているわけではありません。

さらに、本作にウィンラインはありません。その代わり、スキャッターペイシステムが採用されており、8つ以上のマッチしたシンボルがグリッドのどこかに揃うことで賞金発生となります。

アバランチシステムも搭載されており、ウィニングシンボルはリール上から消え、上から新しいシンボルが降ってきます。アバランチシステムは賞金が発生しなくなるまで継続します。賞金発生時には、ウィニングシンボル近くにあるブロックが破壊され、リールのポジションが解放されていきます。これも賞金が発生しなくなるまで継続し、終了時にはリセットされます。

ワイルド、ボーナス、フリースピン

『Ashoka』におけるゲームプレイの鍵を握るのがワイルドシンボルです。ワイルドシンボルは3種類あり、通常ワイルド、3x3の大きさのラージワイルド、チャージワイルドです。チャージワイルドは、アバランチシステム発動最大3回までリール上に残り続けます。

ワイルドに加え、スペシャルマルチプライヤーも登場します。通常マルチプライヤーは賞金発生時リール上に止まっている場合に適用されますが、スーパーマルチプライヤーはアバランチシステム発動中を通して持続適用されます。

スカルシンボルが3つ揃うと、フリードロップシンボルが発動します。当該シンボルはウィニングシンボルに隣接した際にアクティブになります。10回分のフリードロップが付与されます。フリードロップボーナス発動中は、スーパーマルチプライヤーが適用されます。

ベットサイズ、RTP、変動率

『Ashoka』の変動率は極めて高く、弊社がおすすめするスロット攻略法でも推奨している要素です。しかし、本作の還元率は94％で、業界平均の96％よりも低く、ゲームプレイをおすすめできるような数値ではありません。最高賞金額はベット総金額の25,000倍です。

まとめ

『Ashoka』の評価は「玉石混交」といったところでしょうか。ワイルドシンボル、マルチプライヤー、アバランチ、フリードロップなど様々な要素が一体となり、素晴らしいゲームプレイと高額賞金獲得のチャンスを楽しむことができ、高変動率を備えた非常に楽しいタイトルです。しかし、一方で、還元率は極めて低く、ここまで低いとおすすめすることはできません。