Gorilla Go Wilderをデモ版で無料プレイ Nextgen Gaming提供

『Gorilla Go Wilder』のレビュー

テーマとストーリー

NextGen Gaming社製スロットに、ゴリラのゲイリーが登場！『Gorilla Go Wilder』では、3Dになって休暇を楽しんでいるようです。ゲームを開始するとすぐに、ヤシの木が並ぶ綺麗な砂浜が広がり、ゲイリーがプレイヤーを迎えてくれます。

南国の島という舞台設定と主人公のゲイリー以外には、具体的なストーリーは分かりません。ボーナスゲームの舞台となる数々の場所でさえ、世界観を理解するには不十分です。

グラフィックも素晴らしく、ボーナス機能も多く搭載されている本作が、人気でないのはテーマ性の欠落が理由かもしれません。

グラフィック、サウンド、アニメーション

グラフィックこそ、『Gorilla Go Wilder』の真骨頂です。グラフィックの解像度が非常に高く、ブラウザーがダウンしないように低解像度オプションが用意されているほどです。

しかし、残念ながら、グラフィックチームは波打つ海やゲイリーの表情などのアニメーションに注力したようで、リールのアニメーションは少し粗く感じます。シンボルに関しても、どこにでもあるようなデザインのものや、味気ないカートゥーンスタイルの南国の動物達が登場します。

サウンドデザインは本作の数少ない個性で、『クラッシュ・バンディクー』のBGMに非常によく似ています。

ゲームプレイ

『Gorilla Go Wilder』のゲームプレイはとてもシンプルです。NextGen Gaming社は取扱説明を用意してはいますが、必要ないでしょう。

ベースゲームでは、5×3リールスロットで、ウィンラインは25本です。

ベースゲームには、2種類のランダム機能が用意されています。ボーナスラウンドを発動するゲイリーズギフト（詳細は下記）と、シェルリスピンです。

シェルリスピンでは、フリーリスピンが付与されます。リスピン中にシェルシンボルが止まった場合、追加スピンを獲得できます。シェルリスピンが継続するほど、賞金も高くなっていくのです。

ワイルド、ボーナス、フリースピン

ワイルドシンボルはシェルシンボルとスキャッターシンボル以外のシンボルの代わりになります。

スキャッターシンボルが3つ以上出揃うと、ボーナスアイランド機能が発動します。本作最大のユニークな魅力です。8つのボーナスアイランドがあり、プレイヤーは好きな順番でアンロックしていきます。

それぞれの島には異なるボーナスが用意されており、フリースピン、マルチプライヤー、スティッキーワイルド、拡張ワイルド、追加ウィンラインなど内容が異なります。

初めてボーナスアイランドを発動した場合、1つの島しか選択できません。発動毎に別の島をアンロックしていくことができるのです。

ベットサイズ、RTP、変動率

このゲームの還元率は最大97.04%です。しかし、ボーナスの選択とプレイ期間に応じて、最低93.05%という値になってしまいます（プレイを続けるほど、還元率としては高くなります）。

さらに、残念なことに、NextGen Gaming社は還元率が最高となるボーナスゲームがどれかを発表していないため、この最低値がある程度の基準となってしまいます。この場合、おすすめするには低過ぎる還元率です。

CasinoGuruが検証したサイトのベットサイズの範囲では、1スピンあたりの最低ベット額が$/£/€0.30から最高ベット額$/£/€150.00まででした。

NextGen Gaming社のウェブサイトを参照すると、変動率は中から高程度です。おすすめスロット攻略法との相性が良いため、弊社としては望ましい値です。

まとめ

『Gorilla Go Wilder』は素晴らしいスロットです。ボーナス機能のバラエティが豊富であり、継続してプレイすればリワードがあり、3Dアニメーションも美しく、技術面では非常に優れています。

しかし、問題はプレイ体験そのものです。ビジュアルは没個性的ですし、数値面も悲惨です。休暇を南国なんかで過ごす前に、ゴリラのゲイリーはまず仕事をしましょう。