Elephant Kingをデモ版で無料プレイ IGT提供

『Elephant King』(エレファントキング) レビュー

テーマとストーリー

IGT社が開発した動物王国をモチーフにした他のスロット、中でも特に幅広く展開している「Buffalo King」シリーズと同様に、『Elephant King』スロットは自然史をベースにしたスロットです。今回の舞台は、乾季のサハラ砂漠以南のアフリカです。

地面は乾燥して地割れしており、アカシアの木が暑さの中耐え忍んでいるようです。そして大地の向こうでは、象の群れが緑と水を求めて、シマウマやサイ、インパラを追い越していきます。

プレイしてみると、動物たちがゾウが王様の世界で生き抜こうとしているのと同様に、賞金をゲットするのが難しいことがわかるでしょう。

グラフィック、サウンド、アニメーション

グラフィックは大画面用にデザインされており、（スマホのサイズではなく、ノートパソコンのフルスクリーンほどの大きさ)小さな画面では少しぐちゃぐちゃしていて、細部にこだわりすぎているように見えます。しかし、動物をモチーフにしたスロットアートの主流である、擬似的なスプレーペインティングのスタイルの良い例と言えるでしょう。

アニメーションやサウンドはグラフィックと比べると若干最新のクオリティのように感じます。スピン音や勝利音はシンプルですがエレガントで、アニメーションも同様の印象です。

BGMにはアンビエントな曲が流れて、プレイヤーを変に巻き込むことなく良い雰囲気作りを演出しています。全体的には、魅力的なデザインといえます。

ゲームプレイ

『Elephant King』スロットの基本ゲームは5x3リールです。リールの最上部には、ボーナスポイントをランダム化する横のリール（プライズディスク）が追加されています。

リール上で左から右へとシンボルが揃うと、40通りのウィンラインのチャンスが狙えます。

また、2つのボーナスが搭載されています。1つはフリースピンボーナス、もう1つはプライズディスク機能です。(詳細は以下を参照)

プレイヤーを夢中にするには十分なバリエーションでしょう。とはいえ、基本ゲームでもう少しボラティリティの高い機能と交換できるのであれば、喜んでそちらを選びますけどね。

ワイルド、ボーナス、フリースピン

ワイルドシンボルは、ボーナスシンボル以外のメインリール上のシンボル全ての代わりになります。ワイルドシンボルは、2番目、3番目、4番目のみのリール上に出現します。

プライズディスクは、リール上部で右から左へ1マス回転します。ボーナスシンボルがリールに出現した場合、(ボーナスシンボルは1、3、5番目のリールにのみ登場)そのリール上のプライズディスクのシンボルが付与されます。

プライズディスクのシンボルが数字だった場合、プレイヤーはその数のコインを獲得できます。（選択したコインバリューに基づく)。このシンボルがフリースピンシンボルであれば、プレイヤーは10回のフリースピンをゲットできます。

フリースピン中は、さらに高配当が狙えるリールへとアップグレードされます。プライズディスクでは、さらなるスピンシンボルが付与されます。プライズディスクで各シンボルが表示されると、2回から最大250回のフリースピンが付与されます。

ベットサイズ、RTP、変動率

このゲームのRTPは96.02％であり、業界平均基準の約96％の数値に相当します。

CasinoGuruが検証したサイトのベットサイズは、1スピンあたりの最低ベット額が$/£/€0.75から最高ベット額$/£/€225.00まででした。

このゲームの変動率は中程度であり、 Casino Guruがおすすめするスロット攻略法との相性は微妙です。Casino Guruのスロット攻略法はボラティリティが高ければ高いほど相性が良いのです。 なので、このスロットゲームももっと変動率が高い方が好ましいですね。

まとめ

大画面でないと成立しないような、ちょっと分かりづらいアートスタイルで、『Elephant King』スロットの第一印象はあまりよくありません。アニメーションやサウンドはそのマイナス点を補ってくれますが、感動させるほどの魅力ではありません。

平均的なRTPと中程度のボラティリティは悪くはありませんが、またこれも魅力的とは言い難いでしょう。プライズディスク機能は面白いですが、全体的にゲームプレイは少し一般的といえます。

プレイヤーによってはこのスロットを気に入るかもしれませんが、全体的に見ると、強くおすすめはしません。