プログレッシブベット攻略法

リバース・マーチンゲール法は多くの点で優れた攻略法です。期待値が高いので、効率の最大化を第一優先に考えるのであれば、ルーレットをプレイする際に最適な方法です。ただ完璧な攻略法とは言えないため、少し修正して、特定のプレーヤーに適したプログレッシブベット攻略法を考案しました。

これはリバース・マーチンゲール法から派生した攻略法です。勝利するたびに、あらかじめ設定された目標値に達するまで、賞金の全額を賭けるというシステムです。プログレッシブベット攻略法でも、ベット金額を勝利毎に増やしていきますが、ベット額はそこまで大きくありません。プレイヤーは、前のラウンドで獲得した賞金全額を賭けるのではなく、その金額の一部だけを賭けることになります。

本記事に目を通して以下のポイントを学びましょう。

  • ある特定のプレイヤーにとっては本攻略法がリバース・マーチンゲール法よりも適している理由
  • プログレッシブベット攻略法の仕組み(シミュレーション付き)
  • 高額賞金のチャンスを最大化するための最適な要素(ベットタイプ、ベットサイズ、倍増率)
  • $100が$5,000以上に増える確率

目次:

  1. リバース・マーチンゲール法の仕組み
  2. シミュレーション
  3. シミュレーションの結果分析と推奨事項
  4. まとめ
備考:この攻略法はルーレット攻略法の一つに過ぎず、 メインの記事ではおすすめのルーレット攻略法をご紹介しています。多くの点で素晴らしい攻略法ではあるのですが、完璧な戦略とは言えません。本記事をご一読いただき、他のルーレット攻略法もチェックすることを強くおすすめいたします。ご自分によりピッタリの攻略法が見つかるかもしれません。

プログレッシブベット攻略法の仕組み

この攻略法は、攻略法シリーズで紹介した他の攻略法よりも少し複雑です。しかし経験の浅いプレーヤーでも、ちょっとの勉強ですぐに採用できるのでご安心を。本記事をご一読いただくと、問題なくプログレッシブベット攻略法を使えるようになるはずです。

それではプログレッシブベット攻略法の仕組みを見ていきましょう。プレイヤーは常にあらかじめ設定した資金でスタートし、3つのポイントに関して選択を行います。プレイヤーがゲーム開始時に選択する必要がある変数は以下となります。

  1. ベットタイプ
  2. 基本ベットとして使用する最初の資金の割合
  3. 勝利後に次のラウンドでベットして獲得した賞金の割合(または比率)

プレイヤーは勝つたびに次のベットサイズを計算し、ベットを行います。負けた場合は、基本ベットの金額に戻り、そこからプレイを続行します。プログレッシブベット攻略法の仕組みは、以下の例でご確認ください。

$100の資金でスタートし、各ラウンドで$4のコーナーベットを行うとします。これが基本ベットです。$4のコーナーベットが当たれば、ディーラーから$36の賞金を受け取ることになります(元の$4を含む)。続くラウンドでは、$18($36の半分)でコーナーベットを行います。また勝てば、ディーラーから$162の賞金を受け取り、次に$81のコーナーベットを行う、といった具合です。プレイヤーが負ければ、最初に賭けた$4の基本ベットに戻ります。

上記の例では、以下の変数が用いられました。

  1. ベットタイプ:コーナーベット
  2. 基本ベットサイズ:$4
  3. 倍増率(勝利した次のラウンドで賭ける賞金の割合):50%(または1/2)

しかし、プレイヤーが異なるベットサイズを使用する場合、統計的にかなり違った結果になりえます。そのため、上記の3つの変数によって結果がどのように変わるかをシミュレーションで示しました。

目標値の設定

この攻略法を考えるにあたり、当初は、プレイヤーが満足できる目標値(または希望する賞金額)を設定することを検討しました。目標値に達成した場合、ベットサイズの引き上げを止めるか、完全にプレイをストップすることになります。なぜ目標値の設定を採用しなかったのか、その理由を説明します。

目標値・目標賞金額を設定することは本攻略において大切です。プレイヤーが数ラウンド連続で勝った場合、次のベットサイズが高すぎる可能性があります。目標値の設定はこの問題解決にかなり効果的です。

しかし一方で目標値を設定すると、ただでさえ難しい攻略法がさらに複雑になってしまいます。そのため、今回のシミュレーションでは目標値を設定しないことにしました。ご自分の設定と比較すると、それよりも膨大な数のオプションを検証する必要がありました。

備考:もちろん目標値の設定をした方がいいと思うのであれば、常に一定の目標値を決め、その数値に達した際にどうするかを決めておくという遊び方もあります。選択肢としては、ベットサイズの引き上げをやめたり、基本ベットの金額に戻ったり、プレイを完全にストップすることが検討されます。本記事で紹介したシミュレーションと比較すると、多少異なる結果になるかもしれませんが、最終的にはプレイヤー次第です。結果の差異は目標値によって異なります。

プログレッシブベット攻略法のシミュレーション

すでに他の攻略法をご覧になった方は、シミュレーションは各攻略法の仕組みを示すものだとご理解いただけるはずです。このシミュレーションのおかげで、前述の変数の値を複数試し、本攻略法のカジノでの最適な運用方法を主観的に編み出しました

備考:上記で「主観的」という言葉を使ったのは、誰もがベストと思える攻略法の運用方法はないからです。プレイヤーにはそれぞれ好き嫌いがあり、それが個々の選択に影響します。とはいえ、私がおすすめのオプションはしっかり紹介しますね。

シュミレーション手法と使用される変数

シミュレーションがどのように行われたのか、結果をどのように解釈すればいいのかなど、情報開示が重要です。

シミュレーションは自作のシミュレーションソフトを使い、シングルゼロのルーレットのシナリオで作成しました。ただ、ラ・パルタージュやエン・プリズンなどの特別なルールは一切考慮に入れておりません。オッズと確率は、通常のヨーロピアンルーレットのゲームと同じです。

前述の通り、この攻略法の運用に影響する3つの変数があります。以下はシミュレーションで使用した値です。

  1. ベットタイプ:コラム(数字12個)シックスライン(数字6個)コーナー(数字4個)
  2. 基本ベットサイズ:開始資金の2%4%8%(シミュレーション内では$2、$4、$8)
  3. 倍増率:1/31/22/3

まず$100からスタートし、資金が尽きるまで、または100ラウンドを完了するまで、本攻略法に則ったシミュレーションを行いました。これにより、1人あたり最大100ラウンドまで参加することができ、それ以降はゲームを中断し、結果を評価することができます。

これら変数を検討すると、27通りの組み合わせができます。それぞれに組み合わせに対して、合計1,000,000回分のシミュレーションを行いました。このサンプルサイズは、多少の誤差が生じる可能性はあるものの、統計的に有意な結果を得るには十分な大きさでしょう。このシミュレーションの結果は、変数が期待される結果にどのような影響を与えるか、十分な統計的に信頼性があるはずです。

コラムベットシミュレーション

まずは、このシミュレーションで選んだ3つのベッティングタイプのうち、最も変動率の低いものから見ていきましょう。コラムベットはルーレット盤上の12個の数字をカバーし、賞金額がベット金額の3倍となるものです。以下がシミュレーションの結果です。

表1:プログレッシブベット攻略法によるコラムベットでの賞金獲得者の割合
表2:スピン回数30回、50回、75回、100回到達までに資金が尽きるプレイヤーの割合

上記の表は、この攻略法を実際に使用した場合のパフォーマンスをよく表しています。まず、平均費用を見てみましょう。基本ベット額と倍増率が高い場合、プレイヤーは100回(またはそれ以下)のスピン中に単純に多くのお金を賭けることになります。ルーレットでは、プレイヤーは統計的にベット額の一定割合を失いますが、これをハウスエッジと呼びます(ヨーロピアンルーレットでは約2.7%)。そのため、平均費用の増加は理にかなっています。

ベットサイズが基本ベットより大きくなることがないため、倍増率を1/3とする意味はあまりありません。コラムベットでの賞金は基本ベットの3倍であるため、それを1/3倍しても、基本ベット金額と同値となります。そのため、 コンスタントベット攻略法によって得られる結果と非常に類似しています。基本ベットと倍増率に関しては、すべてのシミュレーションで同様にする操作を行いたかったため、この例をも含めることにしました。

まず、基本ベットサイズに注目してみましょう。基本ベットの金額が高いほど平均費用が高くなる理由は前述の通りです。ベット金額が高いと、賞金獲得者割合も低くなります。高い金額をベットをするプレイヤーは、資金が不足する可能性が高く、初期に持っていた資金よりも少ない金額でゲームを終了する可能性が高くなります。一方でベット金額が高いと、高額賞金獲得の可能性は高まります

次に、それぞれの基本ベットサイズとその倍増率を見てみましょう。前述の通り、1/3の倍増率でのコラムベットは意味をなさないので、1/2と2/3だけに注目します。これらのベットを比較すると、倍増率が高いほど平均費用が高くなり、利益を出した状態で終了する可能性は低くなります。しかし、高額賞金獲得の可能性は高くなることがわかります。

ベストな基本ベットサイズと倍増率

この攻略法は万人に最適な戦略ではありませんが、コラムベットを行う際にベストな変数の値について私の意見を述べていきますね。考慮すべき変数は倍増率です。もし、高額賞金のチャンスを最大化したいのであれば、2/3の倍増率が良いでしょう。1/2の倍増率に比べると勝率は下がりますが、$1,000以上、さらには$5,000ドル以上の賞金を獲得できる可能性があります。これほどの賞金を獲得する確率はかなり低いですが、それでも1/2に比べるとはるかに高いです。

もし利益を出したいと考え、高額賞金を狙っていないのであれば、1/2の倍増率でプレイしてください。全体として利益を出す確率が高いため、資金を全てを失うリスクも低く、平均費用も低くなります。ただし、高額賞金獲得の確率が低いことはあしからず。

基本ベットサイズに関しては、$2のオプションはどれもかなりパッとしないので、おすすめしません。$4と$8のどちらかを、リスクへの考え方次第で選んでいただければと思います。$8の基本ベットサイズを選択した場合、勝率はある程度あります。しかし、スピン100回目前に資金全てを失う可能性があるプレイヤーの割合はかなり高いのでご注意を。

シックスラインベットシミュレーション

シックスラインベットは、コラムベットと比較するとより変動率の高いオプションです。シックスラインベットは、ルーレット盤の隣り合う2列にある6個の数字に賭けていきます。変動率が高いため高額賞金が期待できますが、同時に多くのプレイヤーがすぐに資金全てを失ってしまうことが予想されます。それが本当なのかどうか、結果を見て確認してみましょう。

表3:プログレッシブベット攻略法によるシックスラインベットでの賞金獲得者の割合
表4:スピン回数30回、50回、75回、100回到達までに資金が尽きるプレイヤーの割合

最初から明白なポイントがあります。平均費用に関して、コラムベットのシミュレーションと非常に類似している点です。これは平均費用は賭け金の総額に依存し、ベットタイプにそれほど影響されないからです。

基本ベットは、それぞれの基本ベットと倍増率の組み合わせにおける影響力は一定なため、ベットタイプに関わらず平均費用への影響度は同じとなります。勝利後に倍増率が掛かったベットサイズは、シックスラインベットでは高い数値となります。しかしコラムベットに比べ、そうした数値に達する可能性は低くなっています。この2つの要素は互いに相殺され、平均費用はベットタイプに関係なくそれほど変わりません

シックスラインベットの変動率の高さは、スピン回数30回、50回、75回、100回到達までに資金が尽きるプレイヤーの割合から一目瞭然です。スピン100回目に到達できなかったプレイヤーの割合が大幅に増加しており、変動率とリスクの高さが原因です。一方高額賞金獲得の可能性は高いため、それと引き換えにリスクを高めることに抵抗のないプレイヤーにはおすすめです。

ベストな基本ベットサイズと倍増率

最初の例と同じように、誰にとっても完璧かつベストであるオプションは一つとしてありません。基本ベット額$4、倍増率1/3のオプションはなかなか面白いですよ。このゲームは勝率が最も高く($2と1/3の組み合わせより低いですが、パッとしません)、しかも高額賞金獲得の確率もそこそこ高いのです。とはいえ、賞金獲得者の大半の利益はそこまで高くありません。

少し高い倍増率を使ったバージョン($4、1/2)では、全体の賞金獲得者割合は下がりますが、開始資金の5倍以上を獲得する確率はずっと高くなります。

$8と1/3のオプションは$4と1/2オプションと非常によく似ており、基本的に賞金獲得者割合と平均費用は同じです。両者の違いは、前者が中程度の範囲(プレイヤーが開始資金の2~10倍を獲得して終了)で比較的多く賞金獲得者がでているのに対し、後者は1~2倍の範囲と10倍以上の範囲でより多くの賞金獲得者がでていることです。

プレイヤーの好みに応じて、上記の3つのオプションの中からどれが最も適しているかをお選びいただくことをおすすめします。

コーナーベットシミュレーション

コーナーベットは、共通の角(コーナー)を持つ4個の数字を対象とするベットです。これは、この攻略法の検証に決めた最も変動率が高いオプションです。各ゲームで勝つ確率は4/37で、賞金額は賭け金の9倍です。まず結果を見てみましょう。

表5:プログレッシブベット攻略法によるコーナーベットでの賞金獲得者の割合
表6:スピン回数30回、50回、75回、100回到達までに資金が尽きるプレイヤーの割合

前述の2つのベットタイプと同様に、コーナーベットのシミュレーションにおいても、類似した平均費用となりました。コラムベットやシックスラインベットの平均費用に非常に近く、先述の理論のさらなる裏付けとなっています。

またコーナーベットの変動率の高さは、シミュレーションの結果にも明確に表れています。一般的に賞金額は高くなりますが、その頻度は低くなる傾向があります。また、100回目のスピンに到達する前に資金全てを失うプレイヤーの割合が高くなっています。これらは変動率上昇の直接的影響であり、予想されるものです。

もし高額賞金を狙い、資金全てを失うリスクの高さを気にしないのであれば、コーナーベットが今回検証したものの中で最適かもしれません。

ベストな基本ベットサイズと倍増率

繰り返しになりますが、最適な基本ベットサイズと倍増率はプレイヤーの好みに影響されるため、客観的に判断することはできません。最も高い倍増率(2/3)での$4と$8の基本ベットオプションは、平均費用が高いだけでなく、変動率が高すぎます。高額賞金獲得のチャンスは十分にありますが、個人的には即座に資金全てを失ってしまう可能性が高く、価値はないと思います。

$2と2/3のオプションは良さそうです。たとえ1回も勝てなかったとしても、少なくとも50ゲームはプレイすることができ、高額賞金獲得のチャンスも十分にあるのです。このオプションは、開始資金の50倍以上の賞金を獲得する確率が2番目に高く、その1番は変動率が高すぎるという理由で除外した$8と2/3のオプションです。

$4と1/2のオプションもそれなりに変動率が高いのですが、前述のオプションと比較して勝率が高く、平均費用もわずかに高いだけです。この攻略法を用いると、プレイヤーは利益を出す可能性がある一方で、基本ベット額が高いため、資金全てを失ってしまう可能性も高くなります。

もしそれほどの高額賞金を求めておらず、ある程度の賞金で満足するのであれば、$4の基本ベットと1/3の倍増率が理想的かもしれません。このオプションでは、全体的な賞金獲得者の割合が非常に高く(30%以上)、スリルがあり、高額賞金獲得の可能性もある程度維持できます。

シミュレーションの結果分析と推奨事項

上記の各シミュレーションの結果については、できるだけ丁寧な解説を心がけて、個人的に最も興味深いオプションを選びました。各ベットタイプにおける「チャンピオン」を比較し、最終的に最も優れた数値を選ぶために、各結果を1つの表にまとめました。

その表が以下となります。

表7:プログレッシブベット攻略法による賞金獲得者の割合
表8:スピン回数30回、50回、75回、100回到達までに資金が尽きるプレイヤーの割合

除外されたオプション

これらオプションを検討した結果、以下を除外することにしました。

  • コラム、$4、1/2:賞金獲得者の割合は最も高いですが、賞金額が低すぎるため、誰にでもおすすめできるオプションではありません。個人の見解としては、シックスライン、$4、1/3の方がはるかに優れていると思います。賞金獲得者の合計割合はやや劣りますが、平均費用が低いことに加え、賞金額の高さもある程度保たれています。 
  • コラム、$4、2/3:このオプションはかなり平凡で、これといって優れた点がありません。プレイヤーの好みにもよりますが、もっと良いオプションがあるでしょう。
  • コラム、$8、1/2:このオプションも賞金額がかなり低めです。お勧めできない最大の理由は、平均費用がかなり高いことです。また、100ラウンドをプレイする前に資金が尽きる可能性が高い点も問題です。
  • コラム、$8、2/3:上記のオプションに関して述べた問題点に加え、さらにマイナス面(コスト、即座に資金全てを失う可能性)が顕著です。
  • シックスライン、$8、1/3:スピン回数30回、50回、75回、100回到達までに資金が尽きるプレイヤーの割合が高すぎます。
備考:これらのオプションを除外しましたが、だからといって必ずしも良くないとは限りません。私とは好みが違う場合もあるので、個人的にベストだと思えば遠慮なく上記のオプションを使ってみてください。

本攻略法におけるおすすめのオプション

全てのコラムベット、シックスラインは1つのオプションを除外しました。残り5つの組み合わせの中でおすすめを紹介していきます。この攻略法に使用する最適な数値は(シミュレーションで検証したうち)以下の通りです。

  • シックスライン、$4、1/3:リスク回避型のプレイヤーにはこのオプションが個人的にはおすすめです。利益が出る確率は35.7%で、初回資金の10倍以上の賞金獲得の可能性もわずかにあります。39.4%のプレイヤーは100回目のスピンに到達できないでしょう。高い数値に思えるかもしれませんが、実は上記表の9つのオプションの中で2番目に低い割合なのです。
  • コーナー、$2、2/3:リスクを気にせず運試しで高額賞金を狙うなら、このオプションが一番です。13.8%のみのプレイヤーが初回資金以上の賞金を手にすることになります。しかし、初回資金の10倍以上の賞金を獲得する確率は1.01%、50倍以上の賞金獲得の確率は0.11%あるのです。つまり初回資金のわずか12%という平均費用で、高額賞金を獲得できる可能性があるということです。このオプションは、ハイリスクかつある程度のプレイ時間を求めるプレイヤーには数学的に最適です。ただ基本ベットの金額が低いため、プレイヤーによっては少し退屈に感じるかもしれません。退屈に感じるようであれば、下記のコーナー、$4、1/2のオプションがおすすめです。

検討すべきその他のオプション

すべてのオプションを隈なく確認した方は、以下の3つのオプションに触れていないことにお気づきでしょうか。

  • シックスライン、$4、1/2:このオプションはある程度の賞金獲得者割合を有し、さらに初回資金の10倍以上の賞金を獲得する可能性がかなり高くなっています。しかし、全ての点に関して比較的優れているわけではないため、私のおすすめには入れていません。
  • コーナー、$4、1/3:このオプションは平均費用が最も低く、利益が出る確率が高いのですが、賞金額自体はかなり低くなる傾向があります。リスク回避型のプレイヤーには最適な攻略法なのでしょうが、スピン100回目に到達する前に資金が尽きてしまう可能性が少々高すぎます。
  • コーナー、$4、1/2:このオプションは、賞金獲得者割合が高い分、先述のコーナー、$2、2/3のオプションに代わる優れたオプションです。ただ高額賞金獲得の可能性は低くなっています。数学的には若干劣りますが、より強いワクワクを求めるプレイヤーや、より楽しむために多少劣る攻略法を使っても構わないというプレイヤーにはおすすめかもしれません。

これらのオプションも決して悪いものではありませんが、少なくとも私の意見としては、先述の2つのおすすめオプションには及びません。ここでご紹介させていただいたオプション2つは、変数の組み合わせが中途半端です。プレイヤーの好みに応じて、2つのおすすめのオプションよりも、これらのオプションも是非ご検討ください。

さらに高い変動率を求めるのであれば、 前のゲームラウンドで獲得した賞金全てを賭ける リバース・マーチンゲール法をご確認ください。一か八かの攻略法ですが数学的には優れているため、わりと最適な攻略法かもしれませんよ。

まとめ

オプション別のシミュレーションから分かるように、プログレッシブベット戦略は実に興味深い結果をもたらします。もし、リスクと高額賞金獲得の可能性のバランスが取れた攻略法をお探しなら、本攻略法をルーレットのプレイ方法として採用することをご検討ください。

この攻略法はルーレット攻略法の一つに過ぎず、 ルーレット攻略法の記事では、その他攻略法をご紹介しております。プレイスタイルや好みに合った魅力的な攻略法が他にもあるかもしれません。どれも魔法のようにルーレットで勝利を上げられるわけではありません。しかし、十分な情報に基づいた決断を下すためにも、各攻略法について知っておいて損はありません。

なお、今回ご紹介させていただいたオプションや推奨事項はすべて筆者の個人的な好みに基づいています。こうした好みは千差万別です。個人的には、多少のワクワクを犠牲にしてでも最高のパフォーマンスを求める傾向がありますが、その逆を好むプレイヤーも大勢いるでしょう。

このルーレット攻略法ガイドがお役に立ち、お好みのプレイ方法を見つける参考になれば幸いです。

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