リバース・マーチンゲール法 - ルーレット攻略法

分析に入る前に、現在存在するルーレット攻略法の中でリバース・マーチンゲール法がベストな戦略であると著者は考えています。リバース・マーチンゲール法は、プレイ時間の目安、リターンの高さ、高額賞金獲得の確率の点から優秀です。これに関しては後ほどお話しいたします。

リバース・マーチンゲール法という名前は、負けるごとに賭け金を引き上げる悪名高いマーチンゲール法に由来します。リバース・マーチンゲール法はその反対です。負けるごとに賭け金を引き上げるのではなく、勝つたびに賭け金を引き上げることで数回連勝するだけで高額賞金を獲得できます

本記事を読んで、以下の内容を理解していきましょう。

  • リバース・マーチンゲール法がバランスの取れた最高のルーレット攻略法である理由
  • リバース・マーチンゲール法の仕組み(シミュレーション付き)
  • リバース・マーチンゲール法を使っていかに変動率(ボラティリティ)の高さを有利に活用できるか
  • $10が$4,500以上に増える確率

備考:本記事は優良ルーレット攻略法に関する一連の記事のうち、著者自身の興味が一番強く、ベストな結果が出るルーレット攻略法であるリバース・マーチンゲール法に焦点を当てたものです。各攻略法をお読みになる前にルーレット攻略法全般に関する記事に目を通すことを強くおすすめいたします。

目次:

  1. リバース・マーチンゲール法の仕組み
  2. シミュレーション
  3. シミュレーションの結果分析と推奨事項
  4. まとめ

リバース・マーチンゲール法の仕組み

リバース・マーチンゲール法は比較的シンプルな攻略法です。数段階に分けて以下のようにまとめていきます。

  1. プレイ資金と目標賞金額を決定します。
  2. プレイ資金から少額を各ルーレットスピンに賭け始めます。これが「基本べット」となります。ベット種類は自由ですが、有利になるベット種類があります。後ほどシミュレーションを用いてご説明いたします。
  3. 勝つたびに、獲得した賞金をそのまま次のラウンドで賭けます。(元の賭け金分も含みます)負けた場合は、基本ベットに戻ります。
  4. プレイ資金が尽きるか、目標賞金額に到達するまでこれを続けるのです。

説明をより分かりやすくするためにも、リバース・マーチンゲール法が実際にどう機能するのか例を使って見てみましょう。$100のプレイ資金から始め、$1の基本ベットをストレートアップの数字に賭けたとしましょう。このプレイヤーの目標賞金額は$1,000です。最初の27回のスピンでは負け、次のスピンでは勝ったので$36(元の賭け金も含む)を獲得したとします。プレイヤーはこの$36をストレートアップの数字に賭けて、また負けてしまいます。その場合には$1の基本ベットに戻り、プレイ資金を全て失うか、2回連続で勝つまでベットを続けましょう。2回連続で勝てば、目標賞金額に達成します。($1×36×36=$1,296)

お気づきかもしれませんが、この攻略法の結果は2種類しかありません。プレイ資金を全て失うか、目標賞金額を獲得するかのどちらかです。この点に関して、リバース・マーチンゲール法はオールインルーレット戦略に非常に似ています。逆マーチンゲール法はかなりのラウンド数を連続でプレイするオールインルーレット戦略ともいえますが、各ラウンドでの費用は比較的少なくなります。

リバース・マーチンゲール法を使用する前に、まず以下の事項を決めておきましょう。

  • 一度のセッションで損失しても許容範囲のプレイ資金
  • 基本べット
  • ベットの種類
  • 獲得したい目標賞金額

成功する(目標賞金額を獲得する)可能性は上記の要素に左右されます。本記事の後半で説明するシミュレーションにおいては、各組み合わせの長期的な還元率を含めた勝利確率を算出するため、複数の組み合わせを検証しています。

獲得賞金を一度に賭けない場合

統計学的には最善手なのですが、前回のスピンで獲得した賞金を一度に賭けることをリスキーに感じてしまうプレイヤーもいるでしょう。賞金額を一度に賭けるのではなく、各勝利ごとに獲得賞金の一部を賭けるオプションも存在します。

例えば、数字に基本ベット$1を賭けた上で勝利ごとに$36を賭けるのではなく、$18や$12でさえ賭けることも可能です。簡単に言えば、賞金額の何%を賭けるのかを決めて、それに従ってプレイするのです。各賞金額の50%を賭けるとしましょう。一度目の勝利で、$18を賭けます。その場合に見込める獲得賞金額は$648ですから、次は$324を賭けます。

一度に獲得賞金を全て賭けなくてもよいので、こうしたリバース・マーチンゲール法を魅力的に感じるプレイヤーもいるでしょう。しかし、期待値の観点から見ると、これは「劣化版」リバース・マーチンゲール法なのです。

備考:シミュレーションと本記事の後半部分では、この劣化版リバース・マーチンゲール法は取り扱いません。プレイの選択肢として読者の皆様に知って頂くという意味で紹介しました。

獲得賞金を一度に全て賭けない面白い攻略法もあり、逆マーチンゲール法よりも自分に合うと感じるプレイヤーもいるでしょう。これをプログレッシブベット攻略法と呼んでいます。内容をお読み頂いて、より面白いと感じる攻略法をご自身でお選びください。

リバース・マーチンゲール法のメリット

本記事の序盤で、リバース・マーチンゲール法が現状では最高のルーレット攻略法であると著者は考えていると述べました。かなり断言した意見でもあるので、きちんと理由をご説明いたします。

ルーレット攻略法の記事内でも述べた通り、著者が好む攻略法は4つの要素のバランスが取れているものです。リバース・マーチンゲール法は以下の4つの要素のバランスが一番よく取れているため、優秀な攻略法だと言えるのです。

  • 還元率(RTP)–基本ベットとして少額を賭けることがほとんどであり、高額ベットは限られた場合にのみ行われるため、リバース・マーチンゲール法の期待還元率はかなり高くなっています。合計賭け金額が低いと、平均還元率はかなり高くなります。
  • 高額賞金の確率–目標賞金額にもよりますが、リバース・マーチンゲール法における高額賞金の確率はある程度高いものとなっています。しかし、目標賞金額が高ければ高いほど、賞金獲得の確率は低くなります。
  • プレイ時間–この攻略法の性質上、プレイ時間は目星がつきます。これに関しては後ほど取り上げます。
  • スリル–リバース・マーチンゲール法はそのスリルも醍醐味です。ほとんどの場合には少額の基本ベットを行いますが、その頻度は異なるとしても(ストレートアップベットなら滅多になく、カラーベットなら頻繁に)、高額賞金獲得が狙える高額ベットを行うこととなります。

著者がお勧めする攻略法は少なくともこの4つの要素が優秀といえます。コンスタントベット戦略とコンスタントプロポーション戦略はプレイ時間の面では優れていますが、高額賞金の確率が低く、ベットサイズが大きくなるほど還元率はかなり低くなります。それに、スリルの要素もパッとしません。

オールイン戦略は還元率や高額賞金の確率も高く、スリルも満点(多くのプレイヤーにとってスリルがありすぎるほどです)ですが、ほとんどの場合には1〜2スピンでゲームが終了してしまうため、ある程度の時間楽しみたいプレイヤーからするとプレイ時間の観点においてはあまり良いとは言えないのです。

前述の4つの要素のバランスこそが、リーバス・マーチンゲール法の優秀さを物語っているのです。万人受けする最高の攻略法だとは言いませんが、総合的に見れば優良攻略法ではあるので、ルーレットを効率的かつ楽しめる方法をお探しであれば検討すべき攻略法でしょう。

問題になりかねないベットサイズ上限

リーバス・マーチンゲール法を使用していると、オンラインカジノやランドカジノにおけるベットサイズ上限が問題となることがあります。オールイン戦略でも同じですが、勝利が続くとベットサイズが飛躍的に大きくなるため、事前に考えておかないとベットサイズ上限が問題になるのです。

オールインルーレット戦略の記事でも述べましたが、達成可能なベット種類と目標賞金額の達成のためにも、各テーブルにおけるベット上限を事前に確認しておきましょう。ベットサイズ上限が問題となるのであれば、攻略法の再検討を行い、目標賞金額を変更しましょう。

本記事をお読みいただいている皆様の多くがオンラインカジノプレイヤーでいらっしゃることは承知しておりますので、オンラインカジノにおけるベットサイズ上限を徹底的に確認いたしましたが、ストレートアップベットでは$500、カラーベットでは$20,000が確認できた最高の上限額でした。これを超えるベットサイズ上限を設けているカジノもありますが、VIPステータスや残高額に応じてアクセスが制限されています。これらを踏まえ、シミュレーションにおけるベットサイズは平均的なプレイヤーが実際に賭けることが可能な額に設定しております。

備考:オールイン戦略ではこのベットサイズ上限がさらに問題となりますが、この詳細については本記事での言及を控えます。本記事は優良ルーレット攻略法としてリバース・マーチンゲール法をご紹介するものであり、分かりやすく、現実的かつ実践的な内容をお届けすることを目指しております。

達成可能金額

リバース・マーチンゲール法は目標賞金額に向けて基本ベットを何倍にもすることが本質です。ベット種類の組み合わせによって、賞金額を最初のプレイ資金の何倍という切りのいい金額にすることが可能です。下記の表をご覧ください。

$1基本ベットを用いた目標賞金額 ベット種類の組み合わせ 獲得可能賞金額の算出
$200 ストレートアップ-シックスライン $1×36×6=$216
$500 ストレートアップ-スプリット $1×36×18=$648
$1,000 ストレートアップ–ストレートアップ $1×36×36=$1,296
$2,000 ストレートアップ–ストレートアップ–カラー $1×36×36×2=$2,592
$3,000 ストレートアップ–ストレートアップ–ダズン $1×36×36×3=$3,888
$5,000 ストレートアップ–ストレートアップ–シックスライン $1×36×36×6=$7,776
$10,000 ストレートアップ–ストレートアップ–コーナー $1×36×36×9=$11,664
$20,000 ストレートアップ–ストレートアップ–スプリット $1×36×36×18=$23,328
表1:目標賞金額とベット種類の組み合わせ

備考:ベット種類の組み合わせに応じて獲得可能賞金額も変動しますが、シミュレーションでは1つのベット種類しか用いておりません。そうすることで、シミュレーションの簡素化し、統計学的にどのベット種類が最適なのかを算出しています。

予想プレイ時間

リバース・マーチンゲール法のメリットの1つはプレイ時間であり、かなりの精度で予測することが可能です。その性質から、この攻略法はかなりの精度での計算が可能なのです。

プレイ時間の予測を計算するには、2種類のスピンを考える必要があります。

  • 基本べットを行うスピン回数は決まっており、基本ベットとプレイ資金の割合によります。$100のプレイ資金を持ち、$1の基本ベットを行うとすると、100回のスピンを行うことになります。
  • 獲得賞金を含めたベットを行うスピン回数は、ベット種類に左右されます。ストレートアップベットであれば、統計学的には1/37に一度、獲得賞金を含めたベットを行うことになります。2連勝以上することが目標であれば、さらにその確率を計算しなくてはなりません。当然、確率としては低くなっていきます。

カラーベットを行うリバース・マーチンゲール法を使用した際の予想プレイ時間を算出してみましょう。

  • 1回目のスピンで$1をベットする確率は100%です。ここまではいいでしょう。
  • プレイヤーが上手く$2をベットできるかどうかは1回目のスピン結果に依存します。成功する場合の確率は18/37(およそ48.65%)となります。
  • 3回目のスピン時に$4をベットするには前2回のスピンで勝利している必要があります。確率としては18/37の2乗(およそ23.67%)となります。
  • 4回目のスピン時に$8をベットできる確率は18/37の3乗(およそ11.5%)となります。
  • といった具合です。

こうした数字の進み方は等比数列としても知られ、合計スピン回数はベット種類によって正確な算出が可能です。下記の表がベット種類別合計スピン回数の予想です。

ベット種類 各スピンの勝率 予想合計スピン回数
カラー 18/37 194.74
コーナー 4/37 112.12
ストレートアップ 1/37 102.78
表2:ベット種類別予想スピン回数

上記の表に掲載した予想スピン回数は、無限級数を使用して算出されており、実際の結果は少し異なることがあります。(ほとんどの場合異なります)実際のスピン回数は異なりますが、プレイ回数が増えるほど誤差としては微々たるものです。

シミュレーションでの数値と算出された数値は同値となるはずです。それでは、シミュレーションを確認してみましょう。

逆マーチンゲール法のシュミレーション

シミュレーションは攻略法の実践的効果と効率を試算するには最適な方法です。しかし、実際のプレイを通した試算は、統計学的に意味のあるサンプルサイズ獲得が難しい点がネックとなります。それでは、リバース・マーチンゲール法のシュミレーションをみていきましょう。

シュミレーション手法と使用される変数

結果を見る前に、分かりやすくするためにも、シミュレーションがどう行われたかをお伝えすることが重要です。

まず、アンプリゾンやラパルタージュといった特殊ルールを除いたシングルゼロルーレットにおけるルールとオッズを活用した自作のシミュレーションソフトウェアを使用して、シュミレーションを行いました。オッズの観点からのプレイヤーの有利性が高いために還元率も高くなるため、シングルゼロルーレットを使用しています。

シュミレーションの詳細は以下となります。

  • 基本べット$0.1に設定し、プレイヤーは$10のプレイ資金(基本ベットで100回のスピン)か、$100のプレイ資金(基本ベットで1000回のスピン)で開始します。
  • 結果には関係なく、プレイ資金は使い切ることとします。(プレイ資金によって100回または1000回のスピン)目標賞金額に達した場合には、その賞金をプレイに使うことなく、元のプレイ資金からプレイを続けます。つまり、目標賞金額を複数回獲得する可能性もあるわけです
  • ベット種類によって目標賞金額は変動します。なぜかというと、全てのシュミレーションでどのベット種類にも同じ目標賞金額を設定した場合($100や$1000など)、ベット種類による賞金額の違いから結果に偏りが出てしまうためです。

他のルーレット攻略法のシミュレーションと同様に、3種のベット種類をご用意しました

  • カラー-赤か黒(勝率は18/37、ペイアウトは2倍)
  • コーナー–1つの角が接し合っている数字4つ(勝率は4/37、ペイアウトは9倍)
  • ストレートアップ–数字1つ(勝率は1/37、ペイアウトは36倍)

備考:優良攻略法だと銘打たれているため、下手なことがあってはいけませんし、シミュレーション内の特定の数列が実際のプレイでも再現可能なものでなくてはなりません。そのため、目標金額がオンラインカジノで広く設定されているベットサイズ上限に関係なく達成できるように、シュミレーションでは基本ベットサイズを元の$1から$0.1に引き下げました。


しかし、基本ベットサイズとプレイ資金の比率が変わらなければ、数字を上げることも可能です。例えば、ベット種類を変更せず、$0.1の基本ベット、$10のプレイ資金、目標賞金額$102.4のプレイ結果は、$1の基本ベット、$100のプレイ資金、目標賞金額$1,024のプレイ結果と同様なものとなります。

各ベット種類、初回プレイ資金、目標賞金額に応じて、1,000,000回ものシミュレーションを行いました。これだけのサンプルサイズであれば統計学的に信頼できる試算が算出できますが、変動率がさらに高いシミュレーションでは偏差が生じるかもしれません。ですが、結果としては統計学的妥当性があり、シミュレーション結果として信頼できます。

カラーベットシミュレーション

基本ベットスピンを100回行うことができるプレイ資金$10のカラーベットから始めましょう。カラーベットの変動率はかなり低いため、ある程度の目標賞金額を達成するためには何度も勝利しなくてはなりません。それでは、目標賞金額達成の確率を見ていきましょう。

目標賞金額(達成に必要な勝利回数) 平均プレイ回数 平均費用 1度の勝利 2度の勝利 3度の勝利 4度の勝利 5度の勝利
$25.6 (8) 194 $1.97 229895 35765 3689 295 15
$51.2 (9) 194 $2.15 131815 9991 456 30 1
$102.4 (10) 194 $2.38 69028 2538 73 1 1
$204.8 (11) 194 $2.6 34830 627 2 0 0
$409.6 (12) 195 $2.85 17186 133 0 0 0
$819.2 (13) 195 $3.12 8318 38 0 0 0
$1638.4 (14) 195 $3.25 4105 7 0 0 0
$3276.8 (15) 195 $3.35 2022 3 0 0 0
$6553.6 (16) 195 $3.57 984 0 0 0 0
$13107.2 (17) 195 $3.86 469 0 0 0 0
表3:リバース・マーチンゲール法を使用し、$0.1の基本ベットと$10のプレイ資金でカラーベットを行う100万人のプレイヤーがいたとするシミュレーション

次の表は、1,000回の基本ベットが行える プレイ資金$100でのシミュレーション結果です。プレイ資金$100を超える最低の数値が$102.4であるため、この場合の最低目標賞金額は$102.4です。

目標賞金額(達成に必要な勝利回数) 平均プレイ回数 平均費用 1度の勝利 2度の勝利 3度の勝利 4度の勝利 5、6、7、8度の勝利
$102.4 (10) 1945 $23.9 353522 131043 32577 6136 907, 111, 12, 5
$204.8 (11) 1947 $26.1 251218 45371 5568 491 29, 1, 0, 0
$409.6 (12) 1947 $27.8 147772 13068 751 28 2, 0, 0, 0
$819.2 (13) 1947 $30.1 78282 3372 98 3 0, 0, 0, 0
$1638.4 (14) 1947 $31.4 40137 845 16 1 0, 0, 0, 0
$3276.8 (15) 1947 $34.0 19709 199 0 0 0, 0, 0, 0
$6553.6 (16) 1947 $35.5 9725 54 0 0 0, 0, 0, 0
$13107.2 (17) 1947 $36.4 4842 5 0 0 0, 0, 0, 0
表4:リバース・マーチンゲール法を使用し、$0.1の基本ベットと$100のプレイ資金でカラーベットを行う100万人のプレイヤーがいたとするシミュレーション

ご覧の通り、目標金額が高いほど、勝者数は低下し、平均費用は上昇しています。自明ではありますが、賞金が高いほど獲得確率は低くなり(つまり勝者数の低下)、ベットサイズも大きくなるため費用も増加するのです。これは全てのベット種類で同様の結果となります。

コーナーベットシミュレーション

次はコーナーベットのシミュレーションです、前回と同様、$0.1の基本ベットと$10のプレイ資金でのシミュレーション結果から始めましょう。

目標賞金額(達成に必要な勝利回数) 平均プレイ回数 平均費用 1度の勝利 2度の勝利 3度の勝利 4度の勝利
$72.9 (3) 112 $0.81 111008 7051 297 5
$656.1 (4) 112 $0.88 13705 97 0 0
$5904.9 (5) 112 $1.24 1481 1 0 0
$53144.1 (6) 112 $1.39 162 0 0 0
表5:逆マーチンゲール法を使用し、$0.1の基本ベットと$100のプレイ資金でコーナーベットを行う100万人のプレイヤーがいたとするシミュレーション

次は、$0.1の基本ベットと$100のプレイ資金でのシミュレーション結果を見てみましょう。プレイ資金を超える最低の数値が$656.1であるため、この場合の最低目標賞金額は$1であるためです。

目標賞金額(達成に必要な勝利回数) 平均プレイ回数 平均費用 1度の勝利 2度の勝利 3度の勝利 4度の勝利
$656.1 (4) 1121 $10.4 119102 8209 345 12
$5904.9 (5) 1121 $13.7 14394 107 0 0
$53144.1 (6) 1121 $14.1 1616 0 0 0
表6:リバース・マーチンゲール法を使用し、$0.1の基本ベットと$100のプレイ資金でコーナーベットを行う100万人のプレイヤーがいたとするシミュレーション

ストレートアップベットシミュレーション

最後にご紹介するのは、変動率が最も高いルーレットベットであるストレートアップベットです。以下の2つの表は、両方とも基本ベットサイズは$0.1で、1つ目の表に関しては$10のプレイ資金(基本スピン100回)で、2つ目の表に関しては$100のプレイ資金(基本スピン1,000回)でプレイした際のシミュレーションとなっています。

目標賞金額(達成に必要な勝利回数) 平均プレイ回数 平均費用 1度の勝利 2度の勝利 3度の勝利 4度の勝利
$129.6 (2) 103 $0.54 67932 2461 57 1
$4665.6 (3) 103 $0.87 1952 2 0 0
$167961.6 (4) 103 $1.27 52 0 0 0
表7:リバース・マーチンゲール法を使用し、$0.1の基本ベットと$10のプレイ資金でストレートアップベットを行う100万人のプレイヤーがいたとするシミュレーション
目標賞金額(達成に必要な勝利回数) 平均プレイ回数 平均費用 1度の勝利 2度の勝利 3度の勝利 4度の勝利
$4665.6 (3) 1027 $7.4 19511 170 1 0
$167961.6 (4) 1027 $9.3 540 0 0 0
表8:リバース・マーチンゲール法を使用し、$0.1の基本ベットと$100のプレイ資金でストレートアップベットを行う100万人のプレイヤーがいたとするシミュレーション

シミュレーションの結果分析と推奨事項

各ベット種類のシミュレーションを見れば、目標賞金額の高さに応じて平均費用も高くなることは一目瞭然です。目標賞金額が高いとベットサイズも比例して大きくなるため、平均費用も高くなってしまうからです。

ルーレットでは、統計学的に見ると、ベット毎にベット金額の一部を失う(ヨーロピアンルーレットでは2.7%)ことになるため、ベットサイズが大きいと長期的な費用は高くなるのです。事実、各ベット種類と目標賞金額に応じた平均費用は以下の公式から求めることができます。

平均費用(%)=1–(36/37)^(目標賞金額の達成に必要となる連勝数)

備考:平均費用公式は長期的なプレイに関する統計学的結果を算出しますが、特定の値(特に変動率が高い場合)に関してはシミュレーションと異なる結果を算出します。例えば、著者のシミュレーションでは、$167961.6を目標賞金額にプレイ資金$10でプレイする際の平均費用は$1.27となり、プレイ資金$100だと$9.3となります。しかし、統計学的にはそれぞれ$1.038と$10.38となります。さらに正確な結果を算出するにはプレイヤー数を増やす必要がありますが、誤差の範疇であるため問題はありません。シミュレーションは攻略法の全体像は捉えているためです。

目標賞金額の達成確率は一定の規則に従ったものです。目標賞金額が高くなるほど、達成確率は低くなります。統計学的規則としてはシンプルなものです。高い目標賞金額を獲得したいのであれば、達成確率はかなり低いことを理解しておきましょう。

ベット種類と費用の比較

目標賞金額はご自身でお決めになることなので、どれが一番良いとは断言できません。目標賞金額と達成確率を天秤にかけているのです

しかし、客観的に判断できるのはベット種類です、シミュレーション結果をご覧いただければ、カラーベットでの平均費用はかなり高くなっているとお分かりいただけるはずです。これは、必要な連勝回数の多さ、ベット回数の多さ、ベットサイズの大きさが原因です。

備考:目標賞金額と必要な連勝回数の関係性から、平均費用の公式を用いてもこのことが言えます。目標賞金額と必要な連勝回数が増加すれば、平均費用は高くなります。

下記の表は、一定の目標賞金額でベット種類別にみたシミュレーション結果です。ベット種類と平均費用を比較できるように、この結果を確認しましょう。

カラー コーナー ストレートアップ
目標賞金額 $102.4 $72.9 $129.6
必要な連勝回数 10 3 2
平均費用 $2.38 $0.81 $0.54
勝利プレイヤー数(1倍、2倍、3倍、4倍、5倍) 69028、2538、73、1、1 111008、7051、297、5、0 67932,2461、57、1、0
表9:一定の目標賞金額でベット種類別にみるシミュレーション結果の比較

ご覧いただける通り、「ストレートアップ」の目標賞金額が一番高く、平均費用は一番低くなっています。つまり、著者がルーレット攻略法の記事で述べた通り、変動率が高いほどより良い結果が出るということです。

目標賞金額が高くなると平均費用が高くなると言いましたが、それは同一ベット種類に関して言えることです。変動率の高いベットを行えば、目標賞金額を引き上げ、平均費用を引き下げることができます。最大限の効果を求めるのであれば、ストレートアップをおすすめいたします。

変動率の低いベットを行う唯一の理由としては、スピン回数を増やすことで楽しめるからといったところでしょう。変動率が一番高いストレートアップベットを行う欠点はスピン回数の低さと賞金をベットする機会の少なさでしょう。そのため、スリルが損なわれるかもしれません。

少しスピン回数を増やしたいのであればコーナーベットを行いましょう。しかし、平均費用の高さからカラーベットは控えておく方が無難です

平均プレイ回数

前述の通り、公式を用いてベット種類別平均スピン回数を算出しました。シミュレーションによる予測結果が以下となります。

ベット種類 平均スピン回数 平均スピン回数(四捨五入済み)
カラー 194.74 195
コーナー 112.12 112
ストレートアップ 102.78 103
表10:ベット種類別平均スピン回数

まとめ

リバース・マーチンゲール法はベストな攻略法といえます。例えば、$10のプレイ資金で$4665.6を獲得することも統計学的には可能です。達成確率は0.2%ですが、平均費用はたった$0.87です。著者の知っている限り、獲得可能賞金額と平均費用の割合がこれほど良いルーレット攻略法は他にありません。

ただし、リバース・マーチンゲール法はルーレット攻略法の記事でご紹介した攻略法の1つでしかないことも念頭に置いて下さい。リバース・マーチンゲール法はベストな攻略法だと思いますが、今回の記事でルーレット攻略法を選択する際に必要な情報を理解いただけたはずです。ルーレット攻略法の記事をお読みいただき、他の攻略法の良し悪しをご確認ください。

リバース・マーチンゲール法をお選びいただいたのであれば、カラーベットは行わないことを強くおすすめいたします。コーナーベットかストレートアップベットをお選びください。統計学的には、ストレートアップベットが最適です。

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